
『総合旅行業務取扱管理者』の資格を持つ、『トラベルMuskat』の山田です。新型コロナウィルスの影響で、当店でも多くのカップル様が、ハネムーンや海外ウェディングを延期されました。皆さんたいへんに楽しみにして見えたのですが、この状態ではとても行くことが出来ず、涙を飲んでいらっしゃいます。WEBをご覧頂いている皆さんも同じ心境ではないでしょうか?
2020年3月~4月に、ご旅行を延期にされたかたに
アドバイスさせて頂きます。
まず、楽しみにしていたご旅行が、何が要因で行けなくなったのか、整理してみたいと思います。
要因その① 旅行先の入国者に自粛要請(=14日間の隔離要請)
時差はあったものの、諸外国がいち早く発出しました。
要因その② 飛行機の欠航・運休
要因①に追従して、航空会社が欠航を決め、段階的に運休計画を発表しました。
要因その③ 旅行先の外出禁止勧告(ロックダウン)
諸外国はいち早く、自国民に対してロックダウンを宣言しました。自国民の帰省や、外国人に対しては『来るな!』と言っているわけではありません。単に、入国後14日間隔離され、その後は外出勧告に従いなさいということです。
要因その④ 日本に帰国時に、14日間の隔離要請
オリンピックの延期が決まって、ようやく日本も重い腰が上がりました。日本への入国者に対しての要請が発出されました、しかし強制力がない為に成田空港で国内線に乗り換えて、沖縄に帰省されちゃった方もいましたよね・・・
要因その⑤ 日本の外務省の渡航勧告(レベル3)によって出国不可
中国・韓国・イタリアなどへの渡航は、早めに勧告が発出されていましたが、その他の国への渡航勧告は、3月末頃と遅かったですね。この勧告により、海外渡航が完全に禁止されました。
ご旅行は、
いずれの要因があったとしても、
ご旅行には、行けません!
今後、
どの要因が残ったとしても、
ご旅行は催行できません( ;∀;)
ではどうすればよいのでしょうか・・・?
ご旅行と一口に行っても、いろいろな契約形態があります。おさらいします。
旅行形態 | 個人手配 | PEX運賃 オーダーメイド | IT運賃 オーダーメイド | 募集企画旅行 (パンレット旅行) |
---|---|---|---|---|
キャンセルのし易さ | ✖ | ✖~△ | ○ | ◎ |
価格 | 安い | 安い | 並 | 高い |
アドバイス | 受けられない | ◎ | ◎ | ◎ |
当店で | 扱えない | ◎ | ◎ | ◎ |
今後どの旅行形態を選択すべきか・・・!
先行きの見えない現状では、ベストなご選択は
『IT航空券のオーダーメイド』になります。
理由① 発券期限が、旅行前日から起算して21日前なので、それまでにキャンセル可能であること。
理由② 今回の航空会社全般の対応をみてみると、仮に発券期限後のキャンセルでも、一部の航空会社を除き、無償で払い戻しに応じていること。
理由③ パンフレット商品よりも、自分好みに仕上げられることと、同じ内容なら安いこと。
理由④ 一旦はIT運賃で航空券を確保して、様子をみてPEX運賃プランに乗り換えも可能。
まだ秘策はあります。
『旅行変更費用担保特約』という、いわゆるキャンセル保険をお奨めしています。これは、ご本人の病的要因、身内のご不幸や、災害などによるキャンセル費用がまかなわれるものです。(※詳しくは必ず保険会社でご確認して頂いています)
先行きが見えない中でも、それでも旅行を計画したい!
プラン(計画)には、柔軟性を持たせることが不可欠となります!!
2020年3月23日(月)16:30よりオアフ島では自宅待機令が施行されています。期間は4月30日(木)までで、自宅待機令違反者には、最大で$5,000の罰金か1年間の禁固刑、またはその両方が科される可能性があります。
伴って、日本-ハワイの航空路線は、4月末までほぼ運休となっています。
ハワイ入国者は、少ないながらいる様子です
(4月10日CNN) 新型コロナウイルスの感染拡大を懸念する米ハワイ州が、ハワイ旅行を思いとどまるよう呼びかけを強めている。それでもまだ耳を傾けない人はいる様子だ。ハワイ州観光局によると、8日に同州に到着した旅行者は160人を超えた(島間の旅行者を除く)。例年の1日約3万人に比べれば激減しているが、旅行者の自己隔離が義務付けられて以来の数字としては最多だった。
CNNニュース
沖縄など、国内旅行をご計画の方にも安心!航空券特例対応が出ています。
海外が心配で、沖縄をご検討されている方も多いのではないでしょうか??
新型コロナウィルスに対する、ANA国内線の『特例対応』をご紹介します。
日本政府の新型コロナウイルス感染症対策の基本方針をうけ、ANAでは国内線航空券におきまして特別対応を行います。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/notice/notice_009.html
対象発券日
2020年4月6日(月)から4月28日(火)までの搭乗分については2020年3月19日(木)までの発券分が対象となります。
2020年4月29日(水)から5月6日(水)までの搭乗分については2020年4月7日(火)までの発券分が対象となります。
対象搭乗日
2020年2月28日(金)~2020年5月6日(水)
現時点(4月10日)では、5月7日(木)以降ご搭乗分の航空券の特別対応は予定しておりません。
航空券取り扱い
対象搭乗日を含む旅程のご予約をお持ちのお客様は、ANAウェブサイトから手数料をいただかずに変更・払い戻し操作が可能です。
デルタ航空も、特例払い戻しに対応中です。
フライトクレジットのご利用期限をさらに延長
ご購入になった航空券の価値をより長い期間維持して利用できればというお客様のご希望にお応えし、デルタ航空ではご旅行の計画、再予約の期限を最大2年間まで延長いたします。
航空券の有効期限は通常ご購入から1年間ですが、以下の対象となるお客様は2022年5月31日まで変更手数料なしで柔軟に旅行をご計画いただけます。
- 2020年4月03日時点で、2020年4月または2020年5月の旅行をすでにご予約になっている方
- eクレジットをお持ちの方、あるいは2020年3月、4月または5月の旅行をキャンセルされた方
いつなら、旅行を計画できるのか??
わたくし個人の意見です。
150回以上中国に渡航歴があるわたくしの見解ですが、さすが社会主義の国『中国』と思いました。武漢の制圧を1月~3月まで、約3か月で抑え込みましたよね。4月11日現在、中国広東省の友人何人かとWeChatで喋りましたが、ほぼ通常生活に戻りつつあるそうです。消費の爆買いも起こっているそうです。我慢していたんですね(^^♪
気になるその他の諸外国は、特にお問い合わせの多いハワイでも同様の発令が行われています。とすれば、3月23日から制限をかけたハワイは、5月~6月頃には収まっているのでしょうか??そのように期待したいものです。
一方日本は、諸外国から制限の緩さを指摘されていますよね。また今日現在、今まさに感染者が増えつつあります。床屋、ホームセンターがどうのこうの言っている場合じゃあない気がしますが。
ハワイが落ち着いて、旅行客を受け入れが始まった時の、日本人への対応が気になります。なにか、入国制限を残す気がします。ここ数週間の日本の様子&対応に注視が必要です。
パンデミックの予想は、わたくしは専門家でないので分かりませんが、ニューヨークと状況が似ているとの報道を耳にしました。ちょうどこれから1,2週間が、爆発的に増えるかどうかの瀬戸際の様子です。先行きが見えてくるのは、ここ1、2週間になるのでは無いでしょうか?諸外国の状況を見ると、爆発的な感染拡大は避けられない気がします。本日このような状態でも、私の近所の子供は、外で遊んでいましたよ。そこまでの状態になって初めて、完全に自粛が始まり、皆さん自宅待機するんじゃないでしょうか??
先行きが見えれば、みなさんの旅行の計画は動き出します。ここ1,2週間に感染が拡大するかしないかに関わらず、4月後半からゴールデンウィーク中の予約の問い合わせが一気に増えると思います。その旅行日程は7月~8月以降で、特にお盆、シルバーウィーク、11月だと予想しています。
現在MuskatDueでは、オンラインミーティングをメインに取り入れ、対面を出来るだけ避けて対応させて頂いております。スマフォしかお持ちでない方にも、オンラインで分かりやすく説明をさせて頂いています。